デザイナー
Chika Yokoyama
「女性が自分自身を大切にする、
新しい文化を創る」
Profile
Chabiデザイナー、ハッピーボディフィッター主宰。
約30年間、日本で下着をベースに呼吸、睡眠、食事、リラクゼーションを追求。その経験をもとに体系化し、美のプロである「エステサロン」と共に取り組んでいます。

幼少期の経験が生んだ「セルフケア」への想い
私は幼少期、原因不明の肌の病気を患い、多くの病院を訪れました。
母は深く悩み、絶望するほどでしたが、奇跡的に自然治癒が始まりました。
しかし、病気の影響でいじめに遭い、自分の体を受け入れられずにいました。この経験から、自分の体や肌に対する関心が強くなり、
「どんな人でも自分の体を大切にできる方法を伝えたい」という想いを抱くようになりました。
また、大好きな祖父を末期ガンで亡くし、母も治療できない癌で他界しました。
その中で、父が自然療法を取り入れ、植物の力で家族を支えていたことが、
私の考え方に深く影響を与えています。
エステサロン勤務から
「Chabi」創業へ
短大卒業後、インテリアデザイン会社に就職し、商品企画や撮影などを担当していました。しかし、「私の人生はこれでいいの?」という疑問を抱き、22歳でエステサロンに正社員として就職しました。
その後、30歳で独立し、念願のブランド「Chabi」を神戸にオープン。神戸淡路大震災後の復興とともに、女性が自分自身を大切にするための下着を追求してきました。
オリジナル「育乳ブラ」の開発を経て、全国各地から訪れるお客様が増え、大阪・東京へも出店。


試練と挑戦、そして新たな未来へ
53歳で離婚を経験し、女性が手に職を持つことの重要性を改めて実感。
工場や資材メーカーの閉鎖が相次ぐ中、多くの方のサポートを受けながら新たな工場と共に商品開発を続けています。
2023年にはNew York カーネギーホールファッションショーに出展。
2025年にはParis Fashion Week 2025 A/Wにも出展を予定しています。
Chabiが目指す未来
Chabiは、下着を単なる美容アイテムではなく、セルフケアの一環として提案しています。
- 心地よい素材と丁寧な縫製にこだわり、ボディラインや姿勢を整える
- 冷えを防ぎ、「手で触れる」ことで体の変化に気づく機会を提供する
- 健康維持や病気の早期発見にもつながる
また、下着を通じて「自分に手を触れること」は、癒しや愛情につながると考えています。
「自分を大切に愛することが、幸せにつながる」
「自分の体にありがとう」と感謝できるようになる。
この想いを広めるため、Chabiは「下着はセルフケア」という文化を創り、自然の力を活かしたセルフケアの素晴らしさを伝え続けています。

Chika Yokoyama
私の願い
下着は、単なるファッションアイテムではなく、
女性が自分自身を大切にするための第一歩。
Chabiは、「自分を愛し、感謝できる未来」を創造し続け、
下着を通じて、世界中の女性がより美しく、
より健やかに生きられる未来を目指します。
そしてこれからも、「着るセルフケア」の価値を伝え続けます。